日比谷の二日間に集まった4年間の想い、明日11日は代々木公園で一緒に311から来年へ未来へ

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<311東日本大震災 市民のつどい Peace On Earth>、3/7〜8にかけて行われた、日比谷公園のステージが終了しました。お越しいただいた、たくさんの市民、出展(店)者、ステージに立っていただいたたくさんの出演者、ボランティアおよびスタッフ、本当にありがとうございました。

【この場所に集まる意味】

両日とも、天気はくもり空で、時々弱い雨が降るような状況でしたが、会場全体に「この場所に集まる意味」という確かな空気感がただよっていたように思えます。

二つのステージから発せられる強く、温かい音。美しさと優しさをまとった献花・追悼ドーム。想いをこめてつくられたグッズや食べもの。大震災を通じて今に伝えようとするさまざまな展示物。会場に来られたかたは、少なからずこの場の空気に触れ、4年経とうとする、311からの時間に想いをよせられたと思います。

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【素晴らしいステージと黙祷の静かな時間】

二日目のステージでは、市議でラッパーのDELI、アコースティックバンドOAU、加藤登紀子、NAMBA69、そして覆面バンドのエセタイマーズという、普通のフリーライブでは実現不可能なラインナップでした。噴水ステージも常に存在感のあるアーティストのかたがたによる、力強さと優しさのあるライブが続きました。

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日比谷公園でのステージに人の気が最も集中するお昼過ぎ、14時46分には、たくさんの出演者のかたがたとたくさんのお客さんと一緒に黙祷の時間を共有しました。

驚くことに、それまでずっと厚い雲に覆われていた空が、本当にその数分感だけ、雲がひらけ、日比谷公園に太陽の光に包まれたのです。祈りという目に見えない力がなにか大きなものと共鳴する、その不思議さを、忘れないように心にとどめておきたいと思う瞬間でもありました。

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最後のステージは、ズクナシによる熱い熱いライブ。灯されたキャンドルのなかで、パンチのあるリズムをきざみ、歌声を震わせ、みているものの心の奥の奥に熱いものを響かせる、その場がひとつの楽器になったような、素晴らしいライブでした。

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【みなさまの更なるご協力を】

4回目の開催となったピースオンアースという、311の追悼とその先の未来を描くためのつどいの場。今年は資金集めに苦労し、さまざまな工夫をして、開催にこぎつけましたが、いまだ資金が足りていません。

このつどいの場にご賛同いただけるかた、なにとぞお力添えをいただけたらと更なるお願いをさせていただきます。

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【311追悼のセレモニー/3月11日代々木公園にて】

3月11日(水)には代々木公園イベント広場にて、311から4年を迎える追悼のセレモニーの時間を設けてあります。会場では、加藤登紀子、SUGIZO、佐藤タイジ、ウォン・ウィン・ツァンによるライブ、トークも予定しています。お時間のあるかた、ぜひこちらのほうにもお集まりください。

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以下、速報としてアップした、日比谷公園3月7日 初日のレポートをこちらに再掲します

■Peace On Earth 2015 1日目レポ
<311東日本大震災 市民のつどい ピースオンアース>の初日が終了しました。

今日は、早いうちに小雨は止みましたが、寒かったですね。あたたかい食べもの、あたたかい飲みものが本当にありがたかったです。それでも寒いなか、会場には、たくさんの人がきてくれました。

クラウドファンディングに挑戦中です!!残り110万円で目標達成!

3/8 10:00現在

関東最大規模の”東日本大震災追悼音楽フェスイベント”を開催!
https://readyfor.jp/projects/peaceonearth2015

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ステージは二つ。ピースオンアースステージと噴水ステージ。どちらも見どころあるライブ!細美武士さんのソロは超満員。渋さ知らズ、噴水ステージのズクナシは大盛り上がりでしたね。石巻出身のアンカー、ラビラビなどは被災地への想いがライブにすごく出ていて印象的でした。

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トークもいろいろと。細美さんと環境エネルギー政策研究所の飯田さんらとの話や難波さんと被災地でフェスを立ち上げた方々との話。また、ジャーナリスト佐々木俊尚さんと谷崎テトラさんの対談は白熱した時間になりました。リベラルの再構築、無政府自治区、エコビレッジなどのキーワードで全く時間が足りない状況に。続きはどこかでやるということで。

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そして、芝生エリアに建てられた、献花・追悼ドーム 「桜灯”さくらび”」。日が暮れて、ロウソクに火が灯され、ライブやトークで心が熱くなったあとの静かな時間。大震災、またそこから生まれた新しい世界に想いをはせて。

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【みなさまの更なるご協力を】

4回目の開催となったピースオンアースという、311の追悼とその先の未来を描くためのつどいの場。今年は資金集めに苦労し、さまざまな工夫をして、開催にこぎつけましたが、いまだ資金が足りていません。

このつどいの場にご賛同いただけるかた、なにとぞお力添えをいただけたらと更なるお願いをさせていただきます。

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