「世代を超えるつながりを、Webとデジタルを越えて」

もし私がこのまま幸運なら、2020年には80歳の誕生日を迎えることになります。それは私が最初に日本に来て58年、市民権を得てからは25年になるということです。
旅の中で出会った昔のお年寄りたち祖父母たちはもう、いなくなってしまいました。その時に出会った多くの子ども達は今や、お爺ちゃんお婆ちゃんと孫から呼ばれる世代です。そうやって何十年にもわたり、この国の変化を見てきたのです。

世代が進み、技術が進み、Webとデジタルが進むにつれて、かえって世代の繋がりが途切れがちになっているようにも感じます。インターネットが祝福から呪縛に変化しかねないと心配でもあります。
子ども達が自然の、無垢な不思議や、素朴な美しさにも無関心になっているように感じるのも心配なことです。

戦争を望まないことはもちろん、平和な暮らしを続けたいという当たり前の願いは最も大切な事です。
大きな災害、大きな自然に向き合うからこそ、私たちはつながり合い、自然の多様性を守り、人間の多様性を高めるために、時間を共にして活動しなければならないと思うのです。

Peace On Earth(地には平和を)

C.W.ニコル

 

 

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とてもスケールが大きく、私たちが生きていく本質に寄り添う開催メッセージをいただきました。
ニコルさんは、毎年の追悼の刻に、黙祷のご発声をいただく我らが長老です。半生をかけて長野・黒姫の森を再生し、この私たちの愛すべき島国で自然と向き合っていく在り方を示していただいているように感じています。