今年も、3月11日午後2時46分、日比谷公園で追悼と共につどいます。加藤登紀子さんのメッセージを

今年も、3月11日午後2時46分、日比谷公園で追悼を捧げます
コロナウィルスが拡がる社会が揺れる今だからこそ、
震災からの9年と共に前を向く“未来へのつどい”となりますように

コロナウィルスの感染拡大からの政府の自粛呼びかけなどが、私たちの暮らしに大きな影響を与えて1週間になろうとしています。メディアの報道が気になり、目の前の変化も激しい毎日ですが、私たちの暮らしの在り方までが変わったのでしょうか。2週間の自粛の後、私たちはどんな気持ちで、どんな現実と向き合っているのでしょう。奇しくも3月11日(水)はその自粛呼びかけのちょうど2週間と言える日です。
そしてもちろん、沢山の方々が犠牲になった、あの東日本大震災から丸9年を迎える1日です。

今年も私たちは、3月11日午後2時46分、日比谷公園で追悼と共につどいます。
コロナウィルスが拡がる社会が揺れる今だからこそ、
震災からの9年と共に前を向く“未来へのつどい”となるように願っています。

ご参加いただくのは以下の方々の予定です

■参加予定
加藤登紀子(歌手)
ウォン・ウィンツァン(ピアニスト)
Yae(半農半歌手)
佐藤タイジ(ロックスター)
谷崎テトラ(ワールドシフト)
河野竜二(アースデイ東京)
羽仁カンタ(iPledge)
鈴木幸一(Peace On Earth/アースガーデン)

※まだ数名の追加があるかと思っております。

開催の詳細は明日以降に順次お伝えしますが、感染拡大の場とならない対策と共に、WEBでの視聴参加も可能な配信も準備をはじめています。
来年2021年、震災から10年を迎える未来を見すえ、確かな開催にと願っています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

事務局長 鈴木幸一

 

加藤登紀子さんからのメッセージを

今回、登紀子さんには即断即決で、今こそ一人一人が出会う確かな場をと確認させていただきました。その意志はその日に早速ブログに綴っていただいたのですが、関係者との確認もありピースオンアースとして今日の発表となりました。

ーーー

この日は、私も娘のYaeと歌います。

今、この先のことが見通せない中で、出来るだけ気持ちよく元気を出して毎日を過ごせるよう、願って止みません。
そんな中で、3・11の日比谷公園で行われるPeace On Earthの打ち合わせがあり、なんとか開催したいと確認しました。
東日本大震災から9年、福島の町も居住可能な地域が増え、復興の声もあちこちから聞こえてきますが、いまも避難生活をしている人たちからは、援助がなくなってしまう不安の声が聞こえており、まだまだこれからと言うのが実感です。
震災以降、私たちのライフスタイルへの見直しを始め、この9年間は、劇的な変化を遂げた、と思います。去年の台風の激しさに、いろんな問題が浮かび上がり、地球異変への取り組みが急務であると、日々感じます。
Peace On Earth は、震災の翌年から、追悼と再生を込めて、ミュージシャンらが集まって、歌や言葉を発信してきました。今年も、いつものミュージシャンが顔を合わせ、音楽やメッセージを発信、2時46分には黙祷を捧げます。
未来への不安を、なんとか、未来への希望に変えるために、知恵を絞り、心を豊かに、生きる力を見つけていきましょう。
この日は、私も娘のYaeと歌います。
この2週間の辛抱で、何か先が見える日になっていることを切に願って、みなさんとお会いできるのを楽しみにしています。

加藤登紀子

ーーー

※上の写真2枚は、2018年3月11日の日比谷ピースオンアースでの登紀子さんの様子です。