2023年3月11日”あの日から12年目の刻”を開催します、日比谷公園でのひと区切りとなる開催を皆さまと

“あの日から12年の刻” 開催に向けて
2023年3月11日(土) 日比谷公園 「311未来へのつどい ピースオンアース」

皆さま、今年も3月11日が近づいてきました。

2023年も3月11日の日比谷公園で「311未来へのつどい ピースオンアース」を開催させていただきます。

この12年、この日この刻にそれぞれの歩みと共に、1人1人それぞれの12年を集い刻んできました。東北各地で、日本の各地でこの日を迎える方々のそれぞれにも、この12年の歩みがあったことに深く思い感じるものがあります。

今日、東京では雪の中でこの最初のお知らせをお届けすることになりました。

つい先日2月6日におきた、トルコ・シリア地震は死者2万人を上回って犠牲者が増え続けており、東日本大震災を大きく上回る被害規模の災害となっています。ロシアのウクライナ侵攻もやがて1年となりますが、それぞれの軍備と兵員の増強が続く様子が伝わり、終わりが見えません。

日比谷での開催にひと区切りとなる12年目の刻です

これまで平日休日や規模の大小にかかわらず、3月11日14時46分の震災の刻に集うことを軸に開催してきた「311未来へのつどい ピースオンアース」ですが、これまで毎年の会場としてきた日比谷公園が今年の秋より、長期の補修工事に入るため、来年2024年以降について2年以上、無期限で会場使用のご相談ができない事情となるようです。

そうした中で、これまでご参加いただいてきた皆さんとこれからの開催についてもご相談を重ねてきました。

対話/ダイアローグを大切に来年以降に続く場づくりを

これまで、福島からご参加いただいてきた皆さんとのお話しでは、福島の浜通り地域では震災から10年を過ぎる今となっても、やっとこれからという帰還やまちづくりの課題があることを再認識し、福島第一原子力発電所からの影響に由来する課題もまだまだ尽きない状況があることを深く知るばかりでした。そんな中で規模は小さくなってもピースオンアースとして「対話/ダイアローグ」を大切にしてきた開催を続ける意義と意味を再確認したこの数ヶ月でした。

311追悼の旗ならぶ空と集います

上記のような事情により、今年で日比谷公園での開催がひと区切りとなりますが、幸いにして土曜日の日中という集いには絶好の日程、この数年は天候にも恵まれ、コロナ禍の中でも多くの人にご参加いただいてきました。

そして昨年、会場に311本の旗を並べ、大きなイメージでそれぞれの追悼と未来への心を表現した「311追悼と未来への旗」が今年も形を変えて、会場に立ち並びます。

ぜひ多くの人に集まっていただき、追悼と共に、私たちの未来への心を確認したいと願っています。どうぞよろしくお願いいたします。

開催の概要については、順次こちらでお伝えしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。