10月9日(土)、福島県南相馬市 雲雀が原祭場地で3年目の騎馬武者ロックフェスが開催。
東京から21名がボランティアとして参加。南相馬の皆さんと一緒にイベントを作りました。
騎馬武者ロックフェスとは
『震災で町が壊れても、原発事故の影響で住めない町があっても、福島がふるさとだということは変わらない。であれば、もっともっと福島を愛していけるきっかけを作ろう。
避難のために町を離れた人たちが、年に一度でも地元に帰って来られる新しいお祭りを作ろう』という思いのもとに、地元を中心とした有志が集まり2014年より開催されています。
騎馬武者ロックフェス
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イベント前日
前日から現地入り。地元の皆さんと一緒に設営準備。皆さん手際が良くて、あっという間に終わりました。
イベント当日
朝の会
AM 6時30分、実行委員メンバーや地元のボランティアさんも集合。
少し緊張の面持ちですが、各セクションに分かれて活動開始です。
各セクションでの活動
・受付チーム
来場者からチケットを回収、リストバンドの配布、当日券のチケット販売を行いました。
来場者と挨拶しながら、地元の皆さんとコミュニケーションを取りました。
・会場運営チーム
会場内のゴミの回収や仮設トイレの清掃・水の補給などを行いました。
円陣を組んで取り組む姿が大変印象的でした。
会場内のゴミやトイレが綺麗だった理由は、このチーム力だと思いました。
・車両チーム
来場者・関係者・アーティスト車両の誘導、歩行者の動線確保等を行いました。
朝から夜まで走りながら、大声出して活動していました。
帰り際のクルマから、「ありがとう、お疲れさま」「また来年!」の声に感動しました。
・物販チーム
グッズの販売、タイダイ染めワークショップのアシスタント
大人も子供も一緒にタイダイ染め、とても賑やかで大盛況でした。沢山のグッズを購入頂きました。
今回参加してくれたボランティアの皆から様々な声を頂きました。
・「ただいま」って言える場所ができてまた行きたいと思いました。来年お客さんに「おかえり」って言いたいです。
・それぞれ想いは違くても、同じ方向を向いて一緒にがんばれる仲間に出会えてよかった。
・南相馬でもらった熱さや想いをまだ知らない人に伝えていきたいと思いました。
・来年もまた参加したい!
・百聞は一見に如かず。 見たこと、感じたこと、大切に言葉にして、大切な人たち周りの人たちに伝えていきます。
・南相馬は温かったです。ココで見た物を忘れません!また行きたいです!
最後に
3年目の騎馬武者ロックフェス、今年は変化を感じました。
それは、南相馬に人が戻ってきている事でした。
「これまでに音を出してクレームもほとんど無かったのに、今年は多かったよ」
「でも、それはこの周辺に人が戻ってきている証拠だ」
と語っていました。
その言葉を聞いて、本当に嬉しかったです。
来年も、再来年も、10年後も、100年後も この年に1度のお祭りが続いてほしいと思っています。
Peace On Earth ボランティアコーディネーター 小野口淳也