続けていく確信が持てた3日間、ありがとうございました。【クラウドファンディング達成によせて】

皆さま、再三このWEBとSNSで〆切達成への過程を共有させていただいた開催資金200万へのクラウドファンディングの実施ですが。おかげさまで3月18日23時の〆切直前に目標資金を無事達成し、プロジェクト成立となりました。ありがとうございました。
この3月のピースオンアースのプロジェクトについては、これでいったんひと段落となりました。達成へとご支援ご協力いただいた皆さま、開催へご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
とはいえ、ピースオンアースはすでに年間をとおして様々な場をつくっていく流れへとシフトしています。これからも引き続き、市民とアーティストの場づくり、ポスト311の追悼から未来、そしてエネルギーのこれからへの場を作り続けます。
まずは、簡単にご報告とさせていただきますが、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

ピースオンアース事務局長 鈴木幸一

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以下、クラウドファンディング〆切前日、3月17日の投稿になります。
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クラウドファンディングの達成&期限も目前、事務局長 鈴木幸一が開催へのこれまでを書き記しました。僕たちにできること、一歩一歩前に進むこと。どうぞよろしくお願いいたします。

関東最大規模の”東日本大震災追悼音楽フェスイベント”を開催!
https://readyfor.jp/projects/peaceonearth2015
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【18日23時〆切、クラウドファンディングによせて】

■ピースオンアース素晴らしい3日間、続けていく確信が持てました

ピースオンアース事務局長 鈴木幸一

この10日間に、日比谷でのピースオンアース2日間があり、代々木公園で311追悼のセレモニーがありました。何度か書いてきたことですが、4年目の今年の開催は色々な面で迷いが大きく難しいステップでした。あれだけ大きな震災から節目の3年を超えた4年目、追悼の場づくりも4年目もやるとなるといよいよこれから毎年やるのか、そしてそれも必要だと思いながら、誰もに経験のない領域に踏み込んでいく感じ。
資金も協賛金が半減、出してもらえる企業さんもどうしても返事が遅く、開催規模についても迷うばかり、そんな中でもアーティストの皆はかなり早いうちから参加意志をハッキリさせてくれたからこそ進んで行けたのですが、プログラムについてはなかなか難航しました。迷ってしまうだけでなく、アーティスト皆さん元々忙しいわけで、それがさすがに4年目ともなるとライブやレコーディングも通常のスケジュール感で、考える時間もなかなかないというのも実際だったのだと思います。

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もう一つそんな中でチカラをくれたのはボランティの応募とミーティングが非常に活発だったこと。これは凄く励まされました。ありがとうございました。

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そんな中で迎えた実感の3月7-8日日比谷公園の本番、正直どのくらいに人が来てくれるのかもやってみないと分からない実感でしたが、実際はもう本当に濃密で集まる人の想いと意志が溢れる2日間だったのは、参加していただいた皆さんこそ感じていただけると思います。

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東北からも沢山の若者たちが駆けつけ「みちのくフェスティバルライン」という新しいネットワークの立ち上げを宣言し、東京から支援を続ける仲間たちやアーティストたちと大いに交流し今年の計画を語り合っていて、それは何よりも嬉しいことでした。

■3月11日代々木公園にはマスコミも多数来てくれました
そしてその後の3月11日代々木公園も平日の昼間にもかかわらず1500人以上の皆さんが集まり、マスコミも沢山来てくれました。別に宣伝したくてやっているわけではありませんが、やはり東北被災地の皆さんに代わって東京で震災からの年月をしっかりと刻み集う場をと思っているので、大いに報道もしてもらい、少しでも復興支援の必要をアピールしていきたいのです。
こうした開催当日の様子は、ピースオンアースWEBにすでに、複数の記事、写真アルバムなどで報告しています。

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■そして最後の企画?クラウドファンディングも〆切目前です
そして、開催4年目のピースオンアース本開催の最後の企画とも言えるのが、このクラウドファンディングへの挑戦です。
https://readyfor.jp/projects/peaceonearth2015/

実施について、迷うところもありました。何よりも協賛まわりとその状況を踏まえながら実施に踏み切ったので、スタートが遅かったのが本当に悔やまれます。
この投稿を打っている17日22時現在、達成まであと30万円と少しで残り25時間。なんともシビれる展開です。本当に。

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これまで僕自身も複数のクラウドファンディングに支援をしてきましたが、残り1日で目標額の20%弱、30万円強というのは、最後の駆け込みが多いREADYFORでは、可能性は充分ある数字だとは思うのですが、決して気は抜けないとも感じています。と言って、今さら気が抜けないと言っても、かなりやるべき事はやってきているので、本当にもうこんなツラツラとした想いを書き綴るしかないとも言える段階で、もう本当にあとは皆さんのお気持ちしだいなのです。
ぜひ、この長い文章を読んでいただけたなら、いま一度、ピースオンアースWEBの報告記事やアルバムも見ていただき、ご支援をお考えください。

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■そしてそれでも未来へと、刻はつづいていきます
ピースオンアース開催の後も、先週末には福島県南相馬で秋の騎馬武者ロックフェスへの初ミーティングが東京からのメンバーをと共にあり、翌日には仙台で春フェスのミーティングと共に、国連防災世界会議の開催でがんばる仲間たちの姿に触れてきました。
仙台市街の月曜午前中でも賑やかな姿に復興を実感すると共に、南相馬の沿岸で見た20km圏内の津波被災家屋の、片付けも進まない姿も頭によぎり、その相反する姿に、なんとも思えず立ち尽くす気分にもなりますが、それでも刻は止まらず、未来は着々とやってきます。

どんな結果になるにせよ、ピースオンアースは続いていくのですが、それは僕が決めるものでも決められるものでもなく、皆さんとのコミュニケーションとエネルギーのやりとりの中で自ずと決まっていくものだと思っています。
みなさんクラウドファンディングの実施を最後まで見守ってください。どうぞ、よろしくお願いいたします。

関東最大規模の”東日本大震災追悼音楽フェスイベント”を開催!
https://readyfor.jp/projects/peaceonearth2015

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この写真は、震災後2週間、2011年3月終わりの石巻で撮ったものです。
311以来の日々、折々にあの時の気持ちを思い返しながら、
未来へと一歩一歩と、思いを新たにしています。