こんにちは、「311未来へのつどい ピースオンアース」事務局長の鈴木幸一です。
311追悼と未来へのつどい「ピースオンアース」の開催直前ですが、今年も開催継続のために、WEB上での資金集めへの協力を呼びかけさせていただきます。
今年は、Yahoo!ネット募金にご協力いただき、震災から5年のキャンペーンの輪に加えていただいてのまた新しいチャレンジです。
またこの機会に、昨年までの4回の開催の決算を公開させていただきます。
311で犠牲になられた多くの皆さんへの追悼を踏まえた場づくり、資金ありきで沢山の人が集まることを目的とした場ではないと思っていますが、皆さまのおチカラをいただき、いましばらく時代の中での必要に応えていけるように頑張っていきたいと願っています。
どうぞこの場づくりへのお力添えを、よろしくお願いいたします。
以下、Yahoo!ネット募金に寄せた文章と同様となります。
この場づくりに向きあう、責任者としての率直な想いを綴りました。毎年の開催の必要に、共感いただける方に読んでいただけると嬉しいです。どうぞ、よろしくお願いいたします。
ーーーーーーー
こんにちは、「311未来へのつどい ピースオンアース」事務局長の鈴木幸一です。
311東日本大震災があった2011年の年末、歌手の加藤登紀子さんと一緒に、ミュージシャンの坂本龍一さんにお会いする機会があり、大震災の1周年の追悼の場が必要だと話したことがきっかけで始まったのが、毎年3月11日に追悼と未来への気持ちで集まるこの場づくりです。
最初の開催には準備期間が1ヶ月半ほどしかない中での無我夢中で、それ以降も311以来の激動の年々の中での開催でした。それでも、いやだからこそ回を重ね参加してくれるアーティストが増え、ボランティアや出展グループも膨らんでいきました。それは「追悼」という最初のテーマを超えた場の成長で、311震災からの年月にアーティストと集まる皆さんの双方が何か求めるエネルギーがあったのだと思います。
そして5年目を迎える今年の311日比谷ピースオンアースは、さすがに規模も若干縮小しての開催となりました。やはり世の中に言われている、震災体験の「風化」が私たちのまわりでも実感するほどに進んでいて、その中で5年目なりの在り方を私たち自身が探しているのは正直なところです。
けれども、この場づくりをそう簡単に止めるわけにはいきません。
311東日本大震災という巨大な出来事の余波が、5年や6年で私たちの社会から消えてしまうことはないからです。この場づくりがどこまでの役割で、何を求められているのか、まだ私にも分かりませんが、東北沿岸の被災地に行けば、福島の浜通りに行けば、まだスタートラインに立てていないような多くの土地があることを実感してしまう今は、たとえ集まる人が少々減ったとしても、準備に使えるお金が少なくなっても、震災を否応なく思い出す「3月11日2時46分」には、せめて年に一度、誰でも集まれる場を用意しておこうと思うのです。
ーーー
以下、決算書へのリンクになります。