福島からの3人の方々と、音楽やアート文化のアーティストと、市民の対話の交わりを大切に今年も輪を広げます
雪の一日から一転、素晴らしい晴天となった中で、3月11日日比谷公園にご登壇いただく皆さんの最初の発表をさせていただきます。
□現在ご登壇を予定する皆さんです
高橋美加子さん(福島県南相馬)
佐藤健太さん(福島県飯舘村)
近藤恵さん(福島県二本松市)
Yaeさん(半農半歌手)
ウォン・ウィンツァンさん(ピアニスト)
河野竜二さん(アースデイ東京)
福島からの3人の方々をはじめ、皆さんこれまでのピースオンアースにもご参加いただいています。毎回、音楽やアート文化と、市民の対話の交わりを大切に輪をつくってきたピースオンアースとして、今年も丁寧な場づくりと共に、皆さんとつながる人の輪を広げていきたいと願っています。
引き続き、開催の詳細やさらに広がる登壇者の皆さんをご紹介していきます。どうぞよろしくお願いいたします。
こちらから下は、2/10にアップした最初の開催お知らせ記事をそのまま転載したものになります。ご了承ください。
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“あの日から12年の刻” 開催に向けて
2023年3月11日(土) 日比谷公園 「311未来へのつどい ピースオンアース」
皆さま、今年も3月11日が近づいてきました。
2023年も3月11日の日比谷公園で「311未来へのつどい ピースオンアース」を開催させていただきます。
この12年、この日この刻にそれぞれの歩みと共に、1人1人それぞれの12年を集い刻んできました。東北各地で、日本の各地でこの日を迎える方々のそれぞれにも、この12年の歩みがあったことに深く思い感じるものがあります。
今日、東京では雪の中でこの最初のお知らせをお届けすることになりました。
つい先日2月6日におきた、トルコ・シリア地震は死者2万人を上回って犠牲者が増え続けており、東日本大震災を大きく上回る被害規模の災害となっています。ロシアのウクライナ侵攻もやがて1年となりますが、それぞれの軍備と兵員の増強が続く様子が伝わり、終わりが見えません。
日比谷での開催にひと区切りとなる12年目の刻です
これまで平日休日や規模の大小にかかわらず、3月11日14時46分の震災の刻に集うことを軸に開催してきた「311未来へのつどい ピースオンアース」ですが、これまで毎年の会場としてきた日比谷公園が今年の秋より、長期の補修工事に入るため、来年2024年以降について2年以上、無期限で会場使用のご相談ができない事情となるようです。
そうした中で、これまでご参加いただいてきた皆さんとこれからの開催についてもご相談を重ねてきました。
対話/ダイアローグを大切に来年以降に続く場づくりを
これまで、福島からご参加いただいてきた皆さんとのお話しでは、福島の浜通り地域では震災から10年を過ぎる今となっても、やっとこれからという帰還やまちづくりの課題があることを再認識し、福島第一原子力発電所からの影響に由来する課題もまだまだ尽きない状況があることを深く知るばかりでした。そんな中で規模は小さくなってもピースオンアースとして「対話/ダイアローグ」を大切にしてきた開催を続ける意義と意味を再確認したこの数ヶ月でした。
311追悼の旗ならぶ空と集います
上記のような事情により、今年で日比谷公園での開催がひと区切りとなりますが、幸いにして土曜日の日中という集いには絶好の日程、この数年は天候にも恵まれ、コロナ禍の中でも多くの人にご参加いただいてきました。
そして昨年、会場に311本の旗を並べ、大きなイメージでそれぞれの追悼と未来への心を表現した「311追悼と未来への旗」が今年も形を変えて、会場に立ち並びます。
ぜひ多くの人に集まっていただき、追悼と共に、私たちの未来への心を確認したいと願っています。どうぞよろしくお願いいたします。
開催の概要については、順次こちらでお伝えしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。