【動画で学ぶ】畑の上の太陽光発電/ソーラーシェアリング勉強会と現地ワークショップを実施しました

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太陽光発電の新たな技術として、畑の上で発電を可能にした「ソーラーシェアリング」。太陽の向きに合わせて効果的にパネルの角度が変わるスマートターンという新技術も開発されており、今、関心が高まっています。

私たち、ピースオンアース事務局は、ソーラーシェアリングへの理解を深めるため、関係者を招いた勉強会とボランティアを集めたパネル設置体験会を実施しましたので、そのレポートをお伝えします。

※ソーラーシェアリングの概要と最新の技術については、下記の記事の後半に簡単に紹介しています。
【2/21 再募集!】パネル設置ボランティア > ソーラーシェアリングの新システムを体感!

第4回ピースオンアース勉強会を開催!

2月18日、さまざまな可能性を秘める、ソーラーシェアリングの試みについて、<ピースオンアース>に関係する方々を招いて、勉強会を開催しました。

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参加者は、長島彬さん(ソーラーシェアリング発案特許者)、東光弘さん(ソーラーシェアリング施工実践者)、高澤真さん(ソーラーシェアリング農業実践者)の実践者に加えて、金子勝さん(経済学者/慶応大学)、武本俊彦さん(「儲かる農業論」共著者)など農業経済分野の第一線で活躍する方や、アーティストである加藤登紀子さん(歌手)や佐藤タイジさん(シアターブルック、THE SOLAR BUDOKAN)、香山リカさんやノンフィクションライターの高橋真樹さんなど、贅沢なメンバー。

会場は、ソーラーシェアリングに期待を寄せる、熱い雰囲気で議論が進み、気がつけば、あっという間の2時間半。

勉強会当日の流れはこんな感じでした。

・施工実践者、東さんによる、ソーラーシェアリングの概略の説明。
・発案特許者、長島さんによる、理論的説明(作物の持つ光飽和点と上空のパネルの関係性や、作物が最も太陽光エネルギーを吸収する条件など)。
・農業経済に詳しい金子さんと武本さんからの質問や感想、意見など。
・休憩を挟み、農業実践者である高澤さんから、ソーラーシェアリングが設置された畑について説明。
・アーティストの加藤登紀子さんや佐藤タイジさん、香山リカさん、ライターの高橋さんらによる、質問や意見。

耕作を第一に優先しながら展開されるソーラーシェアリングの高い技術に、参加者もさまざまな可能性を感じ取っていました。

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その詳しい説明と熱い議論の模様は、すでに動画サイトYouTubeにアップしてますので、ぜひ関心のある方、ご覧になってください。

 

ボランティアによるパネル設置体験会を実施!(撮影:高橋真樹)

ピースオンアース勉強会があった週末、2月21日には、ボランティアを集めて、ソーラーシェアリングのパネル設置体験会を開催しました。

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場所は、千葉県いすみ市のブルーベリー農園。作物の上に太陽光発電設備を設置して、作物の栽培と発電を同時に行うソーラーシェアリングの組み立て作業は、参加者にとっても貴重な経験になったことでしょう。

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この体験会に参加した、ノンフィクションライターの高橋真樹さんから、コメントをいただきました。

「誰かに頼り切りにするのではなく、自分たちの手作業でエネルギーを生み出す画期的な取り組みがはじまっています。この詳しい様子はまた改めてリポートしたいと思います。」

高橋真樹さんは、『ご当地電力はじめました!』という本を1月に出しています。自然エネルギー分野のなかでも、ソーラーシェアリングの取り組みは、今後もっと注目されていくでしょう。

↓高橋さんの本は、アースガーデンWEBでも紹介されています(全国のご当地電力を3年間取材して高橋真樹さんが書いた本「ご当地電力はじめました!」)。
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3月7〜8日に日比谷公園で開催される<ピースオンアース2015>の会場でも、このソーラーシェアリングの技術や仕組みに触れる機会をつくりたいと考えています。

ぜひ、ご期待ください。

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